ゑびす先生の日記

ゑびす治療院の院長が書くブログです

土用と季節変わり目と木の目立ち🌸

どれも、身体に変調きたしそうな単語ですが、では、どう区別したらいいでしょう?
まず、土用ですが、
一般に 四季:春夏秋冬 の間に約18日間あると言われています。近いところでは、立春手前18日間。立春が春の始まりですからね。
で、東洋医学では、四季と土用にはそれぞれ、調子を落とす臓腑が割り当てられています。土用に低下するのは、「胃」です。胃は、器官で言うと、筋肉との結びつきが強いとされ、土用の時期は筋肉の調子、バランスが悪い、と言えます。

木の目立ち、は その名のごとく、春、木の芽は出てくる頃、大体は三月末辺りから四月中旬頃でしょうか。
季節の変わり目 も似通った時期になりますか、またもう少し早くから指しますか、どちらにしても、季節は春。
臓腑では、「肝」。
器官では、筋(スジ)、つまり関節近辺ってことになり、関節疾患が多くなる。
それと、肝は精神面のコントロールを司るため、この春先、精神的に不安定になりやすい、ってことになりますね〜
臓器としての肝臓は、消化器として以外、アルコールを解毒する作用等あります。
今の季節、歓送迎会等あると思いますが、暴飲暴食を避け、控えめに摂取するのが精神的にも安定するってことですね〜。